セキュリティを愉しくしよう!
錠の耐用年数について
日本ロック工業会(JLMA)は、錠を適切に保守・点検することにより、安全上支障なく使用することができる標準的な期間を明示し、耐用年数を過ぎた錠に関しては注意喚起を促すことにより、長期間安全に使用していただくため耐用年数を制定致しました。
耐用年数の期間は、製品(建物)引き渡し後あるいは購入後、一般錠10年、電気錠7年で、建物に使用される錠が対象となります。
錠の耐用年数とは、製品の基本性能を保守・点検により維持できる取り替えまでの目安の期間として日本ロック工業会が設定したもので、製品の保証(無償修理)期間とは異なります。
錠の耐用年数についてのガイドライン(PDF/304KB)
錠の保守点検制度について
錠の耐用年数制定に伴い、日本ロック工業会と日本ロックセキュリティ協同組合は、錠の基本性能を保守点検により維持するために、共同で錠の保守点検制度を2012年6月9日(ロックの日)にスタート致しました。
保守点検制度は、保守点検申込者を対象に(錠メーカーまたは)全国の日本ロックセキュリティ協同組合加盟店が定期的に現地を訪問し、保守点検を行うものです。保守点検の対象の錠は、ユーザーによる保守が難しく老朽化のおそれが高いところに使用されている「避難経路にある錠」と「全ての電気錠」です。
今後、日本ロック工業会と日本ロックセキュリティ協同組合は機能性と防犯性の維持を行うだけでなく物件の信頼性向上にも繋がることを目的とし、一般消費者以外の建物管理者および所有者にも注意喚起を行なっていきます。
ポスター:保守点検制度について(PDF/733KB)
実用性能認定制度
2012年12月より、錠の実用性能認定制度がスタート致しました。
本制度は錠を用途、場所、環境に応じた錠選定時の判断の目安を示し、
正しく選定することにより製品事故を防止、
安心安全を確保することを目的に制定されました。
パンフレット:実用性能認定制度について(PDF/2884KB)