ドロボウの手口の「サムターン回し」に効果的

通常状態で突起がないフラットな形状のため、「サムターン回し」がしにくくなっています。それに加えもし回せても、不正回転防止ピンにより無理な力まかせでも開かないようになっています。サムターン錠としての大切な役目でもある、防犯性能の高さもお勧めできる理由です。

パタンテは、防犯性の向上させ、それによって使いにくくならないことを両立するデザイン開発が始まりました。今までの視点では、機能を追加すると機構が増えて余計な操作を増やしてしまい、緊急時や年齢によって扱いにくさが発生するなど、結果的にお客様にとって使いにくいものになる可能性がありました。パタンテは機能追求ではなく、お客様にとっての「安心」と「使いやすさ」という相反する2つの条件を、行動や気持ちを見つめる事で解決を導きだし、形にまとめる事に成功しました。

ドアのデザインに調和するフラットなスタイリング

防犯機能を持つサムターン錠（内鍵）の多くは、ノブが脱着したりボタンを追加するという機能を盛り込まねばならず、サムターン自体が大きくなりがちです。パタンテは使用しない状態ではフラットなデザインで、ドアのレバーやドア全体のデザインを邪魔せず、すっきりとした中にも品のある形に仕上げました。カラーも組み合わせで三色あり、他のドアパーツとの調和が取れるようになっています。

家族みんなが使いやすいツマミの秘密とは

パタンテのツマミには、触れてみないとわからない秘密があります。今までのサムターン錠は、薄い鉄のツマミが多く、操作していて気持ちのよい感触ではありませんでした。パタンテのレバーは厚くぽってりと丸い形になっていて、触った感触が耳たぶのように心地よく、操作する際の引っかかりもありません。また、ツマミの大きさも一回り大きく、力の弱いお子様や高齢者の方にも簡単に回せるデザインとなっています。

防犯意識を高める視覚的なデザイン

パタンテの特徴でもあるツマミが倒れたデザインは、不正な器具による解錠を防ぐために引っかかりの少ない形状と、つかいやすく、触感の良い形のせめぎ合いの中で生まれました。ツマミの先端を矢印状にまとめる事で、従来よりも見やすく、めがねを外した就寝前でも、分かりやすくしました。また鳥のくちばしのようにも見えるその形状は、お子さまにも親しみやすく、幼少時からの施錠意識を高める事にも一役買っています。